思い出の配当

Uncategorized

「配当金」は知ってますか?

配当と金をくっ付けると、株式を所有していると利益の分配を受けることが出来る=配当金になります。

投資をしている人たちは馴染みがある言葉ですけど、投資をしていない人にはちょっと嫌厭(けんえん)されがちな話ですね。

詳しい配当金に関しては別の記事でまとめますので、興味があればそちらもまた見てください。

今日の話は「思い出の配当」と言う話です。

今の話で、思い出の配当って言うと、初めて貰った配当金なんかの話に聞こえますが、今回の話は別の話。

社会人になって給料を貰うと、今までとはかなり次元違うお金が貰えるようになりますよね。あくまでバイトとかに比べて、ですけれど。

この、一生懸命働いた対価のお金を、あなたはどんな風に使ってますか?

貯金?ご飯代?趣味?投資信託のオルカンの積立?車?携帯課金?推し活なんて使い方にも自由自在ですよね。

私は「何」に使うべき!なんて説教じみた話や最適解はこう!みたいな話をするつもりはありません。

稼いだお金を何に変えても、それはあなたの自由です。

お金は幸せとの引換券でしかないですからね。

その気持ちを前提に、この前読んだ本で、凄く共感した話があったので皆さんにもひとつの考え方として選択肢に入れて貰えたらうれしいなーって話です。

人生の幸福度を高める考え方があります。

それは、思い出を沢山作ることです。

先に述べたように、頑張った対価=お金、の使い方とその意味を紐解いてみます。

貯金することも投資することも、これは未来への安心感の為の行動です。

では、趣味への浪費はどうですか?

何となく、無駄遣いのイメージありませんか?

でも私はそうは思いません。

推しへの課金も、ゲームへの課金も。

家を買うことも車を買うことも。

友達と飲みに行くことも、誰かに貢ぐことも。

旅行に行って、知らない土地で初めての経験をする。現地で美味しいものを食べる。

全部に意味があると思います。

何故かと言うと、その「経験」にお金を使って、体験出来ているからです。

人生を豊かにするのは、人生の間にどれだけの経験をするかにかかっています。

言い換えれば、人生は楽しむ為にあるとおもいます。

貯蓄や投資はもちろん悪いことじゃないですけ、れど、60才や70才に、頑張って3000万くらい貯金が出来ていても、あなたは幸せですか?

退職して、好きなことをしたくても、そのときには体力や年齢の壁がある時が多いです。

60歳からサーフィンを初める人もいてるので、出来ないことは勿論ないですけれど、仮に30才でサーフィンを初めてたら、どうでしょう?

30才から人生の終わりまで、サーフィンの思い出の話が出来る様になります。

33才で共通の趣味を持った人と喋る小一時間。

嫁さんや子どもに自慢げに喋れる団らんの時間。

50才あたりで運転中に、たまたま通った海辺で思い出しながら話せる話題。ふと思い返す記憶の断片。

どれも価値が高いと思いませんか?

これが「思い出の配当」です。

一度経験した思い出は、何年後、何十年後まで、少しずつ幸せを感じさせてくれます。

この思い出の配当を増やせるようなお金の使い方は、人生を豊かにする力があります。

私も振り返れば笑い話に出来る話が沢山になってます。

最初に働いた保育園でのこと。

子どもの為に転職した、製菓製パンの材料の営業。

地元に戻って働いた経験。

宅建の勉強。

不動産業界への転職。

その合間合間に子どもと行った公園。

この公園は通るたびに小さかった子どもを思い出します。

あの時は無駄な時間を過ごした。

もっと最初からこうすべきだった。

もっと効率よく、もっとタイパ良く、、、

そんな事を思う事もありますけど、そう言ったことを思い出す時間に幸せを感じる時が来ます。

仕事が忙しくなると、

朝起きて、会社に行って、家に帰るだけの日が多くなると思います。

感覚が麻痺して来てしまってるので、注意してください。

社会人はもっと自由になれるはずです。

金銭的自由、責任的自由。

最近仕事ばっかだなぁ、って思ったら、仕事を無理やり早く切り上げて、誰かとメシ行くか飲みに行ってください。

有給使って、休みを合わせて趣味の時間広げてください。

趣味があまりない人は、YouTube見て、興味持てる事を探しましょう。

私はYouTubeから本を読む、パソコンを買う、スマホを選ぶ、美味しいご飯屋さんに行きたくなる、簿記や行政書士の勉強してみたくなる、なんて興味を得ました。笑

人生を豊かにする経験を沢山体験すると、人との話題にも広がりがでます。

知っていることが増えると、ニュースやテレビの見え方が変わって、人と話をする怖さも少なくなって、一度しか合わない人とでもその少しの時間を会話で繋げるようになります。

経験したことに、無駄は一つもありません。

皆さんも思い出の配当を増やすために、仕事以外のこと、やってみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました